Collection
車のキーはこれです。 一応、コレクションとして載せてみました。 こんなキー売ってるの??と思われるかもしれませんが、これは売ってません。 自分で作りました。 構想期間半年、準備期間約10日、製作期間約1週間、総制作費1万円以上(笑)。 材質は純銀製で、アートクレイシルバーと言う粘土で製作しました。 元の型は皆さんご存知の、ロータリー型のキーホルダーです。 まず、お湯で柔らかくなるプラスチックをキーホルダーに押し当てて型取りします。 型が冷えた所で、粘土を押し込みます。 この粘土を押し込むのがクセモノで、隅々までまんべんなく入れないとしっかりとした 形になりません。 押し込みが終わったら、粘土を乾燥させます。 乾燥は天日干しがいいでしょう。(ドライヤーで乾燥させると、型取りプラスチックが 溶けてしまいます) 1日半ほど乾燥させたら、プラスチックを外しますが、乾燥した粘土はもろく、細心の 注意が必要です。 細かい作業ができるアートナイフなどで、プラスチックを切り取っていきます。 (プラスチックは硬化後もゴムのように比較的柔らかいのでカッターで切れます) |
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続き 同じ工程でキーホルダーの反対側も型取りし、乾燥させます。 続いて、ローター部分の土台となる”四角い部分”を製作します。 複製したキー(なるべく小さい物)を下に、その上に粘土を乗せてスリコギ棒のような物で 粘土を伸ばします。 ローターの型に合わせて、四角く切り取り乾燥させます。 乾燥したら、水で溶いた粘土を使いローターを貼り付け、再度乾燥させます。 ここで、”四角い土台のキーの型”は大きめに削っておきます。(焼成すると縮む為) 反対側も同じように製作し、いよいよ焼成です。 焼成は家庭のガスコンロで行います。(詳しくはアートクレイシルバーの説明書に記載してある) 焼成後、ワイヤーブラシで磨き、磨き棒でこすって艶を出します。 複製したキーと焼成した合わせ部分をヤスリを使い微調整をします。 微調整後、エポキシ系接着剤を使って張り合わせます。 張り合わせ後、荒隠しで側面に薄い銀を貼り付けます。 立体感を出す為、いぶし仕上げをし、さらに磨き込んで完成です! 実際に作ってみた感想は… もう絶対作りません!です(笑)。 いやいや、物凄く大変な作業でした。自分も作ってみる!と言う方はやめた方がいいですw。 しかし、自分で作ったと言う満足感と誰も持っていないと言う優越感はとても大きいです。 |
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